「悩む」と「考える」の違い
こんにちは!!
つっきーです\( 'ω')/
皆さん、どうしようもない「悩み」に日々脳内をむしばまれてはいませんか??
今日は「悩む」と「考える」の違いについて、持論を展開したいと思います(`・ω・´)
私は高校時代の恩師からこんなことを言われたことがあります。
「悩むと考えるは違うんだぞ。悩むとは答えの出ないこと。考えるとは答えが出ることだ。」
フムフム。と当時は分かった気になっていましたが、最近になって改めてこの言葉の深さに気付いたので書いていきたいと思います。
「悩む」とは・・・
まずは言葉の意味から。
1 決めかねたり解決の方法が見いだせなかったりして、心を痛める。思いわずらう。「進学か就職かで―・む」「恋に―・む若者」「人生に―・む」
2 対応や処理がむずかしくて苦しむ。困る。「騒音に―・む」「人材不足に―・む企業」
3 からだの痛みなどに苦しむ。また、病気になる。「頭痛に―・む」「持病のぜんそくに―・む」
4 とやかく言う。非難する。
「御子もおはせぬ女御の后にゐ給ひぬる事、安からぬ事に世の人―・み申して」〈中納言〉
・花山尋ぬる
5 (動詞の連用形に付いて)その動作が思うようにはかどらない意を表す。「伸び―・む」「行き―・む」
うーん、なるほど。
どういう状態かだけを抜き出すと、
「心を痛める」「思いわずらう」「苦しむ」「困る」「非難する」「思うようにはかどらない」
つまりざっくり言うとしんどい感じですよね。
もーどうにもできなくて苦しい。困る。
どうしたらいいか分からない感じ。
私の恩師の言っていた
「悩むとは答えの出ないこと」とは、すごく的確な表現なのかもしれません。
ただ漠然と目の前の事象に対して、
「嫌だなー」とか、「どうしたらいいかわからんしんどいー」みたいな感情が頭の中をグルグルと渦巻いて、この先の見通しが見えない感じですよね(´・ω・`)
「考える」とは・・・
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1 知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせる。
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㋐判断する。結論を導き出す。「こうするのが正しいと―・える」「解決の方法を―・える」「よく―・えてから返事をする」
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㋑予測する。予想する。想像する。「―・えたとおりに事が運ぶ」「―・えられないことが起こる」
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㋒意図する。決意する。「留学しようと―・える」「結婚を―・える」
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2 関係する事柄や事情について、あれこれと思いをめぐらす。「周囲の状況を―・えて行動する」「くよくよ―・えてもしかたがない」
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3 工夫する。工夫してつくり出す。「新しいデザインを―・える」
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4 問いただして事実を明らかにする。取り調べて罰する。
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「―・へられつる事ども、ありつる有様、願をおこしてその力にてゆるされつる事など」〈
・八〉
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5 占う。占いの結果を判断・解釈する。
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「いまだかやうの事なし。いかがあるべきと―・へ申せ」〈
・一一〉
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また同じように、状態を抜き出してみます。
「頭を働かせる」「思いをめぐらせる」「工夫する」「事実を明らかにする」「判断・解釈する」
なんだか前向きですよね。
「悩む」よりもその先の具体的な行動に繋がりそうです。
「考えるとは答えが出ること」
なるほど。。。
目の前の事象に対して、あれこれ思考をめぐらして、次の行動をどうとるか答えを出すことが「考える」ということかもしれません。
つまり、「この先の見通しを立てること」=「考える」ではないでしょうか?
「悩む」と「考える」の違い
「悩む」=目の前の事象に対して、この先の見通しが見えないコト
「考える」=目の前の事象に対して、この先の見通しを立てるコト
違いは明白ですね(*´▽`*)
あなたならどちらを選びますか??
時にはしっかりと「悩む」ことも必要です。
辛い感情は味わえる時にしっかり味わっておかないと、後で爆発します。
この当たりのことはまた別で記事にしたいと思います。
辛い感情をしっかりと悩み味わった上で、辛い状況を脱して前に進みたいと思ったのならば「考える」モードに移行です。
まずは自分が「悩んでいる」のか「考えている」のかに気付こう!
「どちらを選びますか?」と聞いておいてそんなこと言うなって感じなんですが、本来選べるものじゃないですよね・・・(^^;
普通は気づいたら悩んじゃってます。
「悩むな!」というのは人間にとってはかなり酷なことです。
全く悩まない人なんているのでしょうか?
となると、「悩む」モードの時に、いかに「考える」モードに自分をシフトさせるか。
まずは、自分が今「悩む」モードであると気付くことです。
しかしそうは言っても、「悩んでいる」時は「悩みの渦」に自分の思考や感情がグルグルと引きずり込まれている状態です。
「悩む」モードの人は大抵「俺いま悩んでるぅ~」なんて思わないはずです。
そこを、自分を客観視して「俺いま悩んでるぅ~」と意図的に思うのです。
これが「悩む」モードだと気付くということです。
そのためには、普段から自分を客観視する訓練が必要です。
私は「マインドフルネス」という考え方を参考にしています。
是非ググってみてください。(説明せんのかいっっ!!笑)
「マインドフルネス」についてはまた別記事で。笑
気付いたらこっちのもん。後はひたすら考えるか、とりあえず動こう。
気付いてさえしまえば後は自然に「考える」モードに移行してるはずです。
そこから先は、人によるでしょう。
ひたすら検討を繰り返す人。
とりあえず動いちゃう人。
そこそこ検討して動く人。
どちらにせよ「悩む」モードさえ脱すれば今必要なことが見えてくるはずです。
後は実践→結果→反省→考える→改善→実践のループです。
「考える」モードに移行した時点であなたは辛い状況から一歩前進しています(*´▽`*)
「悩む」と「考える」は違うという事実を知ろう!
今回私が伝えたかったのは、両者は違うという事実です。
これを明確に知っているか知らないかでは大きな違いです。
明確な違いを知っているだけで、あなたが「悩む」モードの自分に気付く確率がグンと上がります。
違いを知らなければ気付きようがないですからね。
気付いてしまえさえすればこっちのもんです。
もう一度言います。
気付いてしまえばこっちのもんです。