自己啓発本を人生に活かすには
初めに忠告です。
この記事は、速読や読書ノートの取り方などの「読書スキル」について書いたものではありませんので悪しからず。。。
何のために「自己啓発本」を読む??
あなたはどんな時に本屋で「自己啓発本」に手をのばしますか?
「自己啓発本」をネットでクリックした時はどんな気持ちですか?
私は自分を変化、成長させたい時です。
「自己啓発本」に対して何かしらの抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、私は人生をより有意義に充実させていくためには非常に有用なツールだと考えています。
特に、ロングセラーになって多くの人の共感を得たような本は、それだけ人間の本質に迫っているものだと認識しています。
それらの多くは、ものの捉え方、見方やベースとなる学問(心理学、脳科学、精神科学、哲学、宗教、占星術など)や時代背景や文化の違い、表現の違いなどがあるにせよ、根本的には同じところを目指して書かれていて、根本的には同じことを伝えるために書かれたものだと私は感じています。
つまり、その「根本」は売れてる本を書いた凄い人たちがみんな考える、「生きていくうえでめちゃくちゃ大切なこと」なんだと思います。
だから、めっちゃ売れてる「自己啓発本」は読んだら自分の成長に繋がるということ。
読んだだけではダメ!!
「お~なるほどなぁ~。フムフム。そういう考え方もあるのか。。。確かにこの考え方を取り入れれば俺の人生は劇的に変わる!!!」
こう思ってその時点では自分のレベルが10くらい上がった気になってるかもしれません。
でも月日が経つと本の記憶が薄れ、せっかく吸収した新しい考え方がどこかにいっちゃてるなんてことありませんか??
人生が劇的に変わりましたか??
私もただ読んで感心して終わるだけのタイプでした。
では何が足りなかったのか。
実践です。
重要なのは、いかにして自己啓発本の内容を自分に浸透させ自分の成長に繋げるか。
それには読んだそばから自分の日常に取り入れ、効果を検証し、自分に合うものへと変化させていかなければなりません。
つまりまず初めにやれるのは、「四の五の言わずに実践あるのみ」ということです。
「自己啓発本」を批評するのは実践してみてから!!
その本の批評をするなら、まず試してみようよと私は言いたい。
何に関してもそうですが、やったこともないのにイメージだけで表面上をすくい上げ、知った気になってあれこれ批評をする人が私は好きではありません。
まずは取り入れられる範囲で構いません。
あなたが本当に変化を望むのなら、実践しましょう。
批評はそのあとからでも遅くありません。
自分に合う合わないはやってみないと分からないものです。
実践するには時間がない??
本によっては、実践しやすいワークを紹介しているものも多いです。
まずはそれのどれかをやってみましょう。
時間がない?
変化したいんでしょう?
あなたが毎日ただなんとなくつけているテレビやYouTubeの時間を減らせばできないことはありません。
せっかく変化を望んでその本を手に取ったんです。
手に取ったということは、その本はあなたが本能的に求めているものなのかもしれません。
自分の本能を信じましょう。
その本を読んだ時間を活かしましょう。
時間がなくてもその本を読む時間は作り出せたんでしょう?
それはあなたが変化したいと心から望んでいるからではないですか?
実践中にすること
まずは1週間。1週間できたら、1ヶ月。
毎日本の内容を実践できたか振り返りましょう。
実践してどうだったか、何を感じたかのメモを取りましょう。
そうすれば、自分の変化に徐々に気付くはずです。
いつの間にか、毎日振り返らなくても自然とあなたのものになっています。
あなたの望む未来はきっとそこにあります。
大事なのは「良い!!」と思ったものに対してどう対応するか。
思っただけで終わるのか、活かそうと行動に移すのか。
あなたがどれだけ変化を望むかの覚悟が問われます。