つっきーのtomarigiブログ

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「今やろうと思ったのに!!!」は、「自分の存在価値を守れ!」という自分からのメッセージ

「今やろうと思ったのに!!!」

 

こう思ってイライラしたことはありませんか??

 

「宿題やったの?」
「庭の草取りした?」
「明日が期限の書類やってるか?」

等々・・・

 

親や先生、上司などからの「あれはやったか?」攻撃にイラっとくることありますよね。

 

実際まだ完了していないのだけど、ついつい

「今やろうと思ったのに!!!」

と心の中、もしくは実際に声として叫んじゃいますよね。

 

私は子供の頃しょっちゅうでした。

いや、お恥ずかしながら大人になってからもしょっちゅうですね(^^;

 

あれ、何でイラっとくるのでしょう?

あの「イラっ」はどこからやってくるのでしょう?

 

親や先生たちは、自分のことを心配、もしくは事の進捗が気になって聞いてきているのは理解できます。

 

「あれはやったか?」勢の方々は、別に自分のことをいじめたい訳ではありません。

それも知ってます。

 

でも理解できてもイラっとするもんはしてしまいます。

「理解した」と「イラっの解消」は、必ずしもイコールではありません。

 

何故でしょう??

 

考えてみたことあります??

 

だいたいの人は、「イラっ」をその場で押さえつけて特に考えることなく終わると思います。

ですがここの所の私は、どうにも考えずにはいられないので、皆さんの代わりに考えてみようと思います\( 'ω')/

 

 「イラっ」の原因は??

まずは結論から。

 

「任されたのに、結局任されてないじゃん!!!」

 

原因は、こんな感情からきてると私は考えます。

 

人間、「任される」というのはこの上ない喜びです。

「任される」=「自分には任される価値がある」

無意識にこのような心理が働きます。

 

「あれはやったか?」という言葉から、

「任された領域」に、他人が土足で踏み込んでくる印象を受けます。

 

そしてそれは、

「自分には任される価値はない」という思考にまでおよび、結果として「イラっ」という感情に結び付くのではないでしょうか??

 

何故そう考えるのか。

ここからは、私の思考プロセスをご紹介します。

 

何に、誰に「イラっ」としたか。(What?・Who?)

表面上だけ読み取れば、間違いなく

対象は、親・先生・上司等の「あれはやったか?」勢の方々ですよね。

 

「やらないといけないのは分かってる!いちいち言うな!」

いちいち言われることへの怒りです。

 

でもそれは、こんな感情からきてると思います。

 

「また言われてしまった・・・」

 

また親に同じことを言わせた自分。

言われるまでに出来ていない自分。

 

そんな自分への自己嫌悪を処理するための手段として「イラっ」としてるかもしれません。

 

つまり、「何に、誰に」イラっとしてるかと言うと、

その対象は「自分自身」だったのです。

 

何故「イラっ」としたか。(Why?)

先ほど書いたことと被るのですが、

 

  1. 親や先生が、分かり切っていることをいちいち言ってくるから
  2. 自分が、同じことをまた言わせたから
  3. 自分が、言われるまで出来ていないから

 

こうしたことが、「何故」にあたりますね。

では、もっと「何故?」と問いかけていきましょう。

 

  1. 何故、分かり切っていることをいちいち言ってくると「イラっ」とするのか?
  2. 何故、同じことをまた言わせると「イラっ」とするのか?
  3. 何故、言われるまで出来ていないと「イラっ」とするのか?

 

①何故、分かり切っていることをいちいち言ってくると「イラっ」とするのか?

これは、「自分の責任領域」に踏み込まれたからじゃないでしょうか?

つまり、「任された領域」が侵されそうになることへの防衛です。

 

結論のとこに繋がります。

 

「任される」=「自分には任される価値がある」

でした。

 

「任された領域」が侵されることは、「価値ある自分」が侵されることと同義なのです。

 

これは由々しき事態です。

なんとかして「価値ある自分」を守らなければなりません。

 

そこで「イラっ」という怒りの感情の登場です。

 

②何故、同じことをまた言わせると「イラっ」とするのか?

これは、「何度も同じことを言われる自分」への自己嫌悪です。

 

「何度も言われること」は「自分の責任領域」なのです。

つまり、自分が任されていることをいつもいつも全うできていないことへの自己嫌悪。

 

全うできていないことをどの時点で感じるのか?

 

「あれはやったの?」と言われた時です。

 

でもこの自己嫌悪の存在を許してしまうことは、任されたことを全うできない自分の存在を許してしまうことに繋がります。

 

「価値ある自分」が侵されます。

 

ピンチです。守らねば!!!

 

そこで、「イラっ」とします。

 

「イラっ」という感情を自己嫌悪の感情に上書きします。

そうすると、表面上は「価値ある自分」が守られます。

 

③何故、言われるまで出来ていないと「イラっ」とするのか?

これは②とほぼおなじですね。

 

「自分の責任領域」を果たせていない自分への自己嫌悪。

自己嫌悪を一時的に消し去るための「イラっ」

 

これで説明がつきます。

 

①②③をまとめると・・・

全て共通して言えるのは、

 

「価値ある自分」の存在を守るため

 

つまり「今やろうと思ったのに!」という怒りの根本原因は、自分の存在価値を守るための防衛措置だったのです。

 

「イラっ」の原因②

もう一度結論を書きます。

 

「価値ある自分」の存在を守るため

 

「任された自分」の存在を守るため

 

「任された自分」の存在が脅かされている

 

「任された自分」のはずなのに任されていない

 

「任されたのに、結局任されてないじゃん!!!」

 

この言葉は自分自身に言ってたんですね。

 

つまり

「今やろうと思ったのに!!」という怒りは自分自身に向いたものなのです。

 

「おいオレ!価値ある自分を守れよ!」

っていう自分からのメッセージです。

 

「今やろうと思ったのに!」と思わないようにするには?

表面的なことを言えば、

言われる前にやりましょう!というごく当たり前のことになります。

 

でもいつもいつもそうはいきませんよね?

 

世の中にはせっかちな人もいますし。

 

そこで提案です。

 

別に思ってもいいんじゃない?

ってことです。

 

大事なのはその感情を受け取ることだと思います。

 

「今やろうと思ったのに!」は自分からの「自分の存在価値を守れ!」というメッセージでした。

 

だから、あなた自身が自分の存在価値を認めてあげましょう。

 

「そーかそーか。認めてほしいんだよね。ここまでは出来てたもんね。まだ期日には間に合うもんねー。よくやってるよー。えらいねー。」

 

と子供をあやすように自分を認めてあげましょう。

そうすると、「イラっ」はどこかにいってしまうはずです。

 

自分の感情も、裏を読み取ろう

他人とコミュニケーションをとるとき、言葉の裏の真意を感じたり考えたりすることってよくありますよね?

相手とより良い関係を構築するには必要なことです。

 

かたや、自分自身が相手ならどうでしょう?

 

自分とも良好な関係が築けてますか?

 

今回は「今やろうと思ったのに!」という感情の裏を読み取ることにフォーカスしましたが、日常には様々な怒りや悲しみといった感情が存在します。

 

その裏には、どんなメッセージが隠れているのか。

対人関係と同じように、自分とコミュニケーションをとってみませんか?

 

それが、自分らしく、個性を爆発させて生きていく第一歩だと私は確信しています。